ムクドリ保護(6)
保護した当初、人が近づくと固まってしまって微動だにしなかったムクですが、今は私がのぞくと落ち着かない様子でバタバタします。
「こっち来んな」という意味でも、意思表示してくれるようになったのはうれしい限りです。
ただ、動き回るので写真撮れなくなっちゃいましたけどね。
今日貼っている写真はまだ固まっているときのものです。
このときは立派な尾羽をしていたのですが、ケージの中で活発に動き回るようになって、尾羽がすべて抜け落ちてしまいました。
文鳥とかが入っているような普通の金属ケージだったので、網目が狭く、こすれてしまうのです。
そんなわけで、今はプラスチック製の九官鳥ケージに入っています。
今までのケージより広いし、掃除もしやすくて便利です。
また尾羽が生えそろってくれればいいのですが。
金属ケージから九官鳥ケージに移動させるとき、お風呂場で放してみましたが、やはり飛べませんでした。浴槽の中から飛び出すことも無理なようです。
九官鳥はムクドリ科の鳥なので、九官鳥の飼い方を参考にして飼っています。
最初ドブに落ちていたせいかはっきり言って臭かったのですが、ケージの上からジョウロで水をかける九官鳥方式で水浴びさせるようになってから、臭くなくなりました。
最初、絶対嫌がるだろうなあ、と思っていましたが意外や意外、結構気持ちよさそうなのです。
やっぱり鳥ってきれい好きなんですね。
昼間は外に出しています。
ムクが散らかしたエサをスズメが食べに来ていい感じです。
ムクも家の中より落ち着けるようで、外に出ているときはキュルキュルさえずっています。
仲間を呼んでいるのかもしれません。
でも、うちにはけっこういろいろな種類の野鳥が訪れるのですが、ムクドリは来たことないです。
エサはドッグフード、プチトマト、リンゴ、ミルワームで落ち着きました。
保護センターの人の言ったとおり、手軽に用意できるものばかりで、食べ物に関して苦労することはありません。
毎日結構な量をあげていますが、きれいに平らげます。
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