ムクドリ保護(7)
九官鳥ケージに付いていた止まり木はムクには太すぎるかな、と思っていたのですが、なかなかちょうどよさそうな止まり木を見つけられず、ダイソーで木の棒を買ってきて自作することにしました。
しかし、長さ90cmの棒を持って歩いていると、通行人に避けられますね。
いきなり殴りかかったりしないのに・・・。
九官鳥ケージは網目が太いため、うちのボロノコギリでは木に切り込みを入れるのがなかなか大変でした。
途中、長さを間違えたりして、けっこう時間がかかってしまいました。
それはさておき、新しい止まり木を取り付けようとしたところ、ムク脱走。
家の中を飛び回ります。
飛んでる!
いつの間にか飛べるようになってたんですね。
3週間ほど前に風呂場で放してみたときはまったく飛べなかったので、もう飛べないもんだと思い込んでおりました。
野生動物の回復力ってすごいです。
飛べる鳥をいつまでも閉じ込めておくことはできません。
翌日、放すことにしました。
最後のエサをやり、ケージの戸を開きます。
戸を固定しようとしたとき、ムクはあっという間に飛び去っていきました。
もうちょっと名残惜しそうにしてくれても・・・。
尾羽がまだ生えそろっていないとか、人間のニオイが付いていて仲間に入れてもらえるのかとか、そもそも飛べるとはいえケガは完全に治っているのかとか、いろいろ心配はあるのですが、野鳥は外で自由にしていてこそ野鳥でしょう。
飛べる以上、人にずっと飼われているのは、ムクにとって不幸なことだと思います。
春はすごしやすい季節ですし、ムクには無事に野鳥としての生活に戻って欲しいと心から願います。
エサはしばらくの間、毎日外に出しておこうと思います。
1ヶ月ちょっとと、短い間でしたが楽しかったです。
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