ムクドリ保護(まとめ)
ムクドリのムクについて、後から思い返すと書ききれなかった部分がたくさんありました。このブログは時間があるときに書いているので、実は記事の時系列もけっこう適当です。
以前書いたことと重複している部分も多いですが、ムクドリの飼い方など、思ったことをまとめてみたいと思います。
2月29日、飛べないムクドリを保護。
成鳥、オス。
ムクは丸2日間何も口にしようとはしませんでした。
その後は食べる食べる。
エサはミルワーム(缶詰)、リンゴ、プチトマト、ドッグフード。
ドッグフードはドッグビットクランブルをあげていました。
400gと量が多くない上、100gずつ小分けされているので便利です。
また、うちの犬が食べているフードだと粒が大きくてふやかさなくてはなりませんが、これは細かい粒になっているので、そのまま与えることができます。
九官鳥フードもそうですが、フード類をふやかして与えると、水分を取りすぎてしまうようで、糞がべちゃべちゃになってしまいます。
水入れは、最初は小判型の陶器製のものを使っていましたが、脚を突っ込んで水をはね散らかしてしまうので、外付けのものに変更。
ケージ内が少し広くなるし、水を全部こぼしてしまって喉が渇いてしまう心配もなくなりました。
最初はじーっとしていたムクですが、エサを食べ始めたあたりから活発に動くようになってきました。
ケージは当初、普通の小鳥用の金属ケージに入れていました。
しかし、尾羽がこすれて抜け落ちてしまいました。
大きさもムクドリにはちょっと小さかったため、九官鳥ケージを購入。
これはなかなか便利でした。
掃除しやすいし、軽いです。
3月10日、九官鳥ケージにお引越し。
移動の際、お風呂場で放してみましたが、まったく飛べませんでした。
羽をバタつかせながら、私の膝くらいまでジャンプするのがが精一杯という感じでした。
水浴びはケージの上からシャワーでざぶざぶ水をかけていました。
天気の良い日は毎日水浴びさせていましたが、嫌がることはなく、気持ちよさそうでした。
水浴びさせた後は、ケージが乾くまでひなたで日光浴させていました。
一応、日陰も作っていましたが、春先で日差しがあまり強くないこともあってか、ほとんどひなたにいました。
基本的に昼間は外にケージを出し、家の中に入れるのは夜の間と風の強い日だけでした。
ムクは家の中ではまったく鳴きませんでしたが、外ではよくさえずっていました。
ムクドリはうるさいイメージがあったのですが、1羽だけということもあり、鳴き声は気にならなかったです。
そして意外と声も悪くなかったですね。
4月2日、ムクがケージを脱走して家中を飛び回り、いつの間にか飛べるようになっていたことが判明したため、翌日3日に放鳥しました。
家の近くで見つけたので、この辺の土地勘はあるだろうと思い、いつもケージを置いていた場所から放しました。
ムクは一目散に飛び去っていきました。
以来、ムクの姿を見たことはありません。
ムクドリがいるたびに、ムクじゃないかと思って尾羽を凝視するのですが、場所が遠かったりしてよくわからないことが多いです。
ムクはきっと、どこか別の場所で暮らしてしているのでしょう。
そう、願っています。
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