潮干狩り2009
先日、潮干狩りに行ってきました。
結論から言うと、貝はあまり捕れませんでした。
捕れたものもほとんどが小さくて、小さいものを逃がすと、アサリ汁1食位しか残りませんでした。
人工島が出来たのが原因か判りませんが、年々貝の数が減っているそうです。
しかし、とても貴重なクロツラヘラサギを見ることができたので大満足です。
なんと9羽もいました。
クロツラヘラサギは環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧ⅠA類に指定されていて、1500羽くらいしかいません。
そのうち日本に渡ってくるのは150羽程度だそうですので、1度に9羽も見れて大変幸せでした。
残念ながら携帯で写真を撮るには遠すぎたので、写真は撮れませんでしたが、念のため、双眼鏡を持って行っていて、本当に良かったです。
こんな幸運、2度とないかもしれません。
彼らの存在が地球から消えてしまわないことを祈らずにはおれません。
しばらくすると、クロツラヘラサギが移動して、双眼鏡を通してもはっきり確認するのが難しくなったので、その後は浅瀬の魚を追いかけて遊んでいました。
しかし網を持っていくのを忘れたので、素手で捕まえるのは流石に難しく、捕まえたのは2匹だけ。
大きいほうは5cmほどでハゼの仲間だと思います。
小さいほうは2cm位です。
たくさんいましたし、去年、潮干狩りに行ったときも捕まえましたが、何という種類なんでしょうか。
カニは丸っこいほうがマメコブシガニです。
四角いほうはヒライソガニでしょうか。
両方とも、甲羅2cm位の小さなカニです。
たくさんいました。
干潟で遊ぶのはどうしてこんなに楽しいのでしょうね。
いつも、捕まえた魚を連れて帰って飼いたい衝動と戦うのが大変です。
魚もカニも写真を撮ったあとはちゃんと逃がしましたよ。
昔に比べると環境が悪化したのは間違いないでしょうが、ウミニナやホソウミニナが足の踏み場も無いほどいたり、まだまだ生き物は豊富です。
以前、干潟の清掃活動に参加したことがありますが、また参加せねばならんなあ、と思ったりもしたのでした。
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