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2010年10月 4日 (月)

ブルーメンブラット回顧(2)

一口馬主の思い出(23)

Yusidayutakasain 前回の続きです。

競走生活を通じて、丈夫にコンスタントにレースを走ったブルーメンブラットも、デビュー前からすべてが順風満帆に進められたわけではありませんでした。
2歳春までは順調に育成が進みましたが、2歳の5月に捻挫し、捻挫が治った後もゲート練習中に飛節に外傷を負ったり、右前球節に疲れが出たりと、ちょこちょこアクシデントに見まわれていました。
当時は心配しましたが、今思えば、乗り運動を休止することがあっても、すぐに元のペースに戻すことができていたので、当初から回復力や基礎体力に秀でたものがあったのでしょう。

ブルーメンブラットは、2歳10月に山元トレセンへ移動し、初めての長距離輸送で輸送熱を出しつつも、2歳11月に栗東へ入厩しました。
そこで立ちはだかったのがゲート練習でした。
ゲートの後ろ扉を閉めると腰を落としてしまったり、果ては失禁してしまったりと、かなりイヤがっていたようです。
しかし、ブルーメンは高い学習能力を見せ、一度はゲート試験に落ちたものの、二度目で無事合格。
その後は、レースでもゲート入りをひどく嫌がるようなことはなかったところを見ると、一度理解してしまえば納得して受け入れる賢さがあったことがうかがえます。

デビューは明け3歳の1月15日の芝マイル戦。
デビュー当初はゲートの出が遅かったこともあり、出遅れましたが猛然と追い込んで2着でした。
2戦目のダート1800mで初勝利を上げ、3戦目のダート1400m(500万下)2着を経て、G3フラワーCに挑戦します。
フラワーCでは後の桜花賞馬キストゥヘヴンの3着。
賞金を上積みすることができず、桜花賞出走への道は閉ざされましたが、若いころは長距離輸送が苦手だったこともあり、-14キロだったことを考えればよくがんばった内容でした。
忘れな草賞(OP)2着の後、矢車賞(500万下)で2勝目を上げたブルーメンブラットは、勇躍オークスへ向かいます。
前を走っていたコイウタの競走中止に巻き込まれ、いったん後方まで下がってしまうという不利を受けつつも9着。
勝ったのはカワカミプリンセスでした。
クイーンS6着後、大倉山特別(1000万下)で3勝目を上げ、秋華賞へ出走するも末脚をなくして8着。
勝ち馬はまたもカワカミプリンセス。
このレースで中距離は長いと判断され、その後のブルーメンはマイル路線を中心に歩んでいくことになります。

やや勝ちきれない面をのぞかせつつも、4歳2月に斑鳩S(1600万下)で4勝目を上げ、オープン入りします。
今後は牝馬重賞へ、と思っていたところブルーメンブラットに大きな転機が訪れます。
所属していた厩舎が解散することになったため、ヴィクトリアマイルを最後に栗東・石坂厩舎に転厩する事になったのです。

続きは次回へ・・・。
改めて振り返ると濃い内容の競走生活です。

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