« スズメ再来2 | トップページ | サーチエネミー回顧(2) »

2011年11月15日 (火)

サーチエネミー回顧(1)

一口馬主の思い出(26)

Searchzk060514_2 サーチエネミーは栗東・友道厩舎所属の鹿毛の牡馬でした。

私が一口馬主を始めて3世代目に出資した馬のうちの一頭となります。
まだ出資馬が勝ったことがなく、出走数も少なかったため、とにかく早くデビューしてくれる馬が欲しくて、エンドスウィープ産駒なら仕上がりが早いのではないかと考えて出資したのでした。
また、開業してまだあまり経っていない厩舎だったので、たくさん使ってもらえるのではないかとの思いもありました。

サーチエネミーは育成時代、右トモをハ行したソエが出たりするなどして、私が目論んだ2歳夏デビューはできませんでしたが、2歳の11月には入厩までこぎつけ、それほど遅れたわけでもありませんでした。
入厩して2週間でゲート試験にも合格と、まずまず順調に進みました。

しかしここから一つの問題が浮上してきます。
馬場入りを嫌がったり、何かに驚いてパニックになったりと、気性面の難しさが前面に出てきてしまったのです。
不安を抱えつつも、年明け3歳の正月競馬、ダ1400mで初陣を迎えることになりました。
結果は2着。
調教で走る気を見せなくとも実戦タイプかもしれないと、いったんは明るい光が見えました。
しかし、2戦目の同条件では9着に大敗。
自分でレースをやめてしまって、まったく集中できていませんでした。

その後、リフレッシュのために短期放牧へ出て、一月半ほどで再入厩するも、気性の難しさは改善されず、馬場入りの際に暴れて放馬してしまいます。
幸い大事には至らなかったものの、気性難で満足いく調教が積めないということで、去勢手術を受けることとなりました。

去勢手術を受け、セン馬となったサーチエネミー。
手術後に熱発し、さらに骨瘤や骨膜が出て復調に時間がかかってしまいます。
ようやく良化しても今度はなかなか入厩させてもらえず、復帰は3歳9月までずれこみました。
仕上がり途上で出走した3戦目、芝1800mは10着。
一度叩いて状態も上向くかと思いましたが、また放牧へ。
当時は5着以内の優先出走権などなく、出走間隔も関係なかったのですが・・・。

未勝利戦終了のカウントダウンが気になるなか、ギリギリまで入厩させてもらえず、牧場で追い切りを行い、帰厩10日でラストチャンスに向かうことになりました。
当初予定していた芝1200mではなく、芝2000mへ急遽レースを変更しての出走でした。
結果は4着。
そして、3歳未勝利戦が終わりました。

調教師からは「能力を発揮できない現状から500万では厳しいと思います」とのコメントが出されましたが、4戦2着1回4着1回という戦績が評価されたのか、協議の結果、サーチは再ファンドをめざし地方へ移籍することになりました。

長くなったので続きます。

|

« スズメ再来2 | トップページ | サーチエネミー回顧(2) »

出資馬回顧」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/488810/42992034

この記事へのトラックバック一覧です: サーチエネミー回顧(1):

« スズメ再来2 | トップページ | サーチエネミー回顧(2) »