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2012年5月 2日 (水)

ペルネティアナ回顧(2)

一口馬主の思い出(29)

09162131 間が空きましたが、前回の続きです。

未勝利馬にとって、ガケっぷちとも言える3歳の8月。
小倉のレースへ出走するため、長距離輸送中だったペルネティアナに予想外の出来事がふりかかりました。
トレセンで馬インフルエンザが発生したため、競馬開催そのものが中止になってしまったのです。
開催中止の決定がレース前日と急だったため、すでに途中まで移動していたペルネティアナや他の馬はトレセンへUターンを余儀なくされました。

ペルネティアナ自身はウイルス感染しておらず、開催中止も1週だけだったので、翌週のレースへスライドすることに。
仕切り直しとなった4戦目は5着入線。
2度の手術からわずか2ヶ月、さらに2週連続長距離輸送という厳しい条件でのレースだっただけに、好走と言っていい結果でしょう。
でも、もう3歳未勝利戦がなくなるまでに残された時間はわずかです。

5戦目は2着。
連闘でのぞんだ3歳未勝利戦ラストウィークの6戦目は5着。
3歳未勝利戦が終了しました。

しかし、勝ち上がれなかったものの、ノドの手術後は厳しいローテの中でも掲示板を外さなかった走りを評価されて、再ファンドされることが決まりました。
再出発をかけ、名古屋競馬場へ転出となったペルネティアナは、そこで5戦2勝2着3回という成績を上げ、JRAへ戻ってくることになりました。

再出資するか否か選択できましたが、私は迷いなく再ファンドに応じることにしました。
同じく再ファンドだった出資馬サーチエネミーが準オープンまで出世する活躍を見せていましたし、また何よりも、一度出資した以上せめて手の届く間は、という思いがあったからです。

ペルネティアナは、最初は元の音無厩舎へ戻る予定だったのですが、スムーズに入厩できないということで、当時開業したばかりだった栗東・吉田厩舎へ所属することが決まりました。
マル地としてJRA再出発したペルネティアナは、4歳4月の転入初戦で6着に。
しばらくは主にダート中距離を使われます。
2回5着に突っ込んできたことがありましたが、多くは大敗で、勝ち負けには遠い状態が続きます。
鼻出血こそないものの、テンションが上がりやすく、興奮して鼻を鳴らす癖もあいかわらずで、レース中に鼻を鳴らして集中できないこともありました。
それでも、体調や脚元に少し不安が出ることはあっても、大きな故障をすることはなく、地道に500万下を走り続けました。

そして時は流れ、5歳の3月、マル地となって12戦目。
距離を短縮し、地方交流戦で500万下を勝つことができました。
地方所属時代の5戦を除くと、デビューから18戦目、JAR所属馬としては初めての、そして結果的には唯一の勝ち鞍となりました。

その後、ペルネティアナは1000万下クラスで5戦するも通用せず、5歳末に左前球節に軽い腫れと熱感が出て、致命的な故障ではなかったものの、成績面と6歳3月末の牝馬引退期限が考慮され引退となりました。

JRA所属馬として23戦、地方所属馬として5戦、ペルネティアナはコンスタントに出走してくれました。
JRAの競馬場で勝ち星をあげることはできなかったけれど、小柄な馬体でよくがんばりました。

ありがとうペルネティアナ。

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